戦型は角換わりになりました。
仕掛けるところで藤井聡太王位は過去に自分が指して勝った手順の改良版を披露しました。
勝った将棋も研究されるので、手を変えるのはよくあることです。
豊島将之九段は、第1局で見せたように、膨大な研究を用意していたはずですが、3時間近い長考に沈みました。しかし直後に失着があり、そのまま藤井王位が押し切りました。
棋聖戦第1局も、王位戦第1局も、あまりに挑戦者側の作戦が成功し、すごい時代になったと思いました。ここまで狙い打ちされては、藤井王位も苦しいのではと。
しかし、今回は、想定できそうな形に見えたのに、豊島九段の方が迷っていました。それだけ、少しの形の違いの影響の大きい形だったのかもしれません。研究の中身が気になるところです。
攻防ともに藤井王位の正確さが際立った将棋でした。これからタイトルを増やしていくためには多数の防衛戦を乗り切っていかねばなりませんが、改めて対応力を見せつける形になりました。
