将棋は「礼に始まり礼に終わる」という大切な価値観があります。
対局開始時に、対局者が互いに頭を下げて「よろしくお願いします」とあいさつを交わします。
詰まされたり、勝ちの見込みがなくなったと判断したりすれば、「負けました」と言って頭を下げます。それに対して相手は「ありがとうございました」と答え、やはり頭を下げます。
この作法によって、負けた側は悔しい気持ちをこらえ、勝った側は喜びを表に出し過ぎないようにします。全てはお互いへの敬意を保つためです。
将棋の愛好家は、高段者から初級者まで、ほぼすべての人が、この挨拶の習慣を自然に身に着けています。
